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つるや製菓 都まんじゅう

120304miyakoman.jpgJRのH王子駅北口から商店街へ入ると、すぐに甘い匂いがただよってくる。H王子市民はこの匂いをかぐと、パブロフの犬のごとく店の列に並んでしまうという都市伝説がある(笑)。

つるや製菓
都まんじゅう
10個300円

商店街の一角に、小さな工場と一体になったカウンターだけの店舗があり、いつもほかほかのできたてが売られている。売っているのはこの都まんじゅうだけ。工場の壁が大きなガラス窓になっているので、機械がくるくる回って、都まんじゅうがつぎつぎにできる様子も見学できる。店の前はだいたい行列ができているけど、並んでいる間も楽しい。

「銘菓」っていうとよそよそしい。他人様に献上するためのお菓子みたいでさ。そうじゃなくて、H王子庶民の大好物おやつ
しっとりした薄めのカステラ生地にインゲン豆の白あんが入っている。この白あんがサラッサラッして、甘さ控えめでおいしい。小ぶりなので一度に3,4個は軽~く食べてしまう。価格も庶民的。 まだぬくくて、ほわほわと甘い匂いが立ち上る紙包みを抱えて帰る時は、思わずスキップしたくなる

つるや製菓は、H王子以外にも神奈川県平塚に店舗があるとのこと。H王子に来る機会があったら(あんまりないと思うけど・笑)、ぜひ寄ってみてくださいな。

ひとり合宿 in 猪苗代3回目

120314inawashiroresort.jpg話題もりだくさんで長文だぜ。(^^ゞ。

3月12日から14日、猪苗代スキー場へ。今回も猪苗代プロ&リゾートスキースクール、ロッジスポーツパル(←クリック!)で合宿。8時間のレッスンを受ける。3月はいつもなら春のザラメ雪だけど、今年は寒さが厳しく、固くてギュッとしまった良い雪だった。
最終日はちょっと離れたところにある猪苗代リゾートスキー場へ遠征。写真は猪苗代リゾートで撮影したもの。いつもとは違った角度から見る磐梯山、猪苗代湖は新鮮。ここは磐梯山が近いなー。

skiおひとり様スキーヤー
今回も素敵な出会いがあった。60才からスキーをはじめたAさん、30年以上のブランクを経てスキーを再開したMさん。おふたりとも女性。そして、40代の私で、そうheart女子会レッスン。思うように身体が動かないとか、一つ意識すると一つ忘れるとか、ブーツを履く時お腹がじゃまとか、おねえさん特有の悩みを共有できて心強かった。翌日には、前も一緒にレッスンしたことがある青年Fさんも参加。
みんな、おひとり様できている。ひとりでスキーというと周りから驚かれることがあるが、そんなにめずらしいことでもない。本当にスキーが好きで、レベルアップを目標にしている人が多い。そういう人たちと、一緒にレッスンをすると刺激になるし、ロッジに帰ってからもスキーの話は尽きない。
とくにシニア世代のおひとり様スキーヤーって、本当に生き生きして、スキー以外の話題もおもしろくて、人生を楽しんでいる感じがするんだよなぁ。私もそんなふうになれたらいいなぁ。

skiレッスン 

プルークボーゲン、シュテムターン
新雪
外向傾
腰の重心移動

上への抜重→谷足加重という基本の「き」の滑り方から、だんだんと腰の重心移動と角付けを意識したカービングターンへと変わってきた感じがする。
今シーズン、繰り返し練習してきたのが、クロスオーバーという腰の重心移動。カービングターンで重要な要素になる。インストラクターからよく注意されたのは、腰の移動が遅い、移動の幅が小さい。今回のレッスンで、基本の外向傾に立ち戻って、ターン後半で外向傾姿勢をきちんと作ることを意識すると、腰の移動がしやすくなった。
そして、家に帰って撮ってもらったビデオを見て気づいたのだが、インストラクターと私の大きな違いは、膝の曲げと姿勢の高さである。インストラクターは緩斜面でも、私よりかなり膝を深く曲げ、姿勢が低い。私のように膝の曲げが浅く、姿勢が高けりゃ、物理的に、腰が移動できる幅は小さくなってしまう。深く曲げているから、腰が大きく移動できるんだ!という単純なことに気がついたが…今シーズンはもうお終い(T-T)(T-T)(T-T)。来年の課題としよう。

skiもふもふ新雪初体験
13日朝、雪がどっさり降り積もった。午前中に、インストラクターと赤埴大回転コースへ。ここは圧雪していないコブ急斜面の上級コース。最大斜度34°。昨夜からの雪で、ふっかふかの新雪斜面になっていた。斜度も急だけど、それよりも雪の深さにビビる。ストックを雪面に刺してみると、私の膝ぐらいまで雪が積もってそうである。こんな深い雪を滑るのは初めてだ。
インストラクターから、新雪の滑り方を教えてもらう。要は板を浮かせて滑る技術。スピードを出し、縦に降りる。スタンスは狭く、両足加重、ややかかとに重心をもっていき、ターンの時は跳ねるようにして板の先端を浮かすなど。でも…。
やっぱり怖いよー。怖いと身体が反射的に、板を斜面に対して横に向けたり、ハの字にしちゃって、すぐに減速しようとする。こんなことしたら、板が雪に沈んで転ぶだけである。分かっちゃいるが、やってしまう。思い切ってスピードを出して攻めてみると、今度はスピードに負けて、上半身が後傾になり、板がうまくコントロールできなくなって、やっぱり転ぶ。
2,3ターンしては転び…の繰り返し。そして、こんなところで転ぶと、もっと怖ろしいことが待っている。 私は転び慣れているので(笑)、起き上がるのも慣れているが、雪が深いとそう簡単にはいかない。まず板が雪に埋まっているので、雪の重みで、板を持ち上げるだけでも大変である。雪ってすげー重い。足の力だけでは板がうんともすんとも動かない時もあり、手で板の周辺の雪をかき分け、かき分け、やっと板をもちあげる。ストックを刺して、腰を持ち上げようと思っても、腰も雪に埋まってるし、ストックを刺しても、深く沈んでなかなか刺さらないし…、起き上がるだけでかなりの重労働。板が外れるような派手な転び方をすると、雪が板に埋もれてしまって、板が何処に行ったかすら分からくなるし(T-T)、斜面で板をはき直すのも大変である(←苦手)。雪が深いので、転んでも、あんまり痛くないというのが救い(笑)。
2本滑ったが、1時間もかかってしまった…orz。2本目も1本目と似たような滑りだったが、1本目は3,4回板が外れたけど、2本目は1回しか板が外れなかった(←すごい低次元での進歩・笑)。
新雪をふさーふさーふさっーと降りられたら楽しそうだなーとは思っていたが、それにはまだまだ修業が必要。でも良い経験になった。今までも、スクールで、何度か、自分の能力以上の斜面に行ったことがある。ひとりでは絶対に行けないが、インストラクターがついているから挑戦してみようという気にもなれるんである。こういう経験ができるのもスクールの魅力。

ski 今シーズンの反省会
今シーズンは充実していた。中級コース(20-30°)ぐらいまでなら斜面にもだいぶ慣れてきて、スピードも出せるようになり、ターンもスムーズになってきた。ようやくやっと、遠慮がちになら(笑)、自分でも「中級」って言ってもいいっかな~?というところにきたかなと思う。以下は、自分の備忘録なので、適当に読みとばしてください(^^ゞ。
今シーズンの課題は、①X脚を直す、②上半身を回しすぎず、谷に向けることであった。①のX脚は、自分でも大回り中回りでは良くなったと思う。内足のエッジがちゃんと立つようになった。しかし小回りはまだまだ。②の上半身もだいぶ谷に向くようになったが、まだ時々、斜度がきつかったり滑りに余裕がなくなると、右ターンで上半身を回しすぎることがあり、左肩が下がるという癖も直っていない…。
腰の重心移動(クロスオーバー)の練習で、カービングターンの感覚が分かってきたのは大きな成果。来シーズンは、もうちょっと膝の曲げ伸ばしを利用して、移動がよりスムーズにできるようにしたい。
今シーズン残った課題=来シーズンの課題は次の通り。①クロスオーバー。膝を使って、重心移動を早く、大きくできるようにする。斜面や滑り方に応じて、移動幅を調整できるようにする。②ターン前半の外スキーをもっと積極的に操作して、雪面をしっかりとらえられるようにする。③小回りの上達。④新雪や荒れた斜面に慣れる。
今シーズンつかんだことを忘れずに、来シーズンもがんばろうっと。

2月の映画鑑賞メモ

ジェリー・シャッツバーグ『スケアクロウ』1973年アメリカ,DVD
アメリカン・ニュー・シネマを代表する作品の一つ。最初のシーンがすべてを象徴するようで良い。荒涼として、風が吹きすさむ一本道。普通だったら友だちにならないような正反対の二人が出会い、人生の旅路がはじまる。アメリカン・ニュー・シネマのなかで、唯一、絶望のなかに一筋の救いがある。そこが何とも言えない余韻を残す。

デヴィッド・フィンチャー『ドラゴン・タトゥーの女』2011年アメリカ,TOHOシネマ
一言で言うとクール。愛想悪くて怖そうだけど実は天才ハッカーで美人とか、華麗なる一族のドロドロとか、オチも含めて、終わってみると何処にでもありそうな要素をかき集めたサスペンスなんだけど、ぐいぐい引き込まれてしまう。前半は新聞記者とハッカーの話を並行で展開して謎をひっぱていき、二人が出会ってからはつんのめりそうなスピード感。クロスカットでシーンを畳みかけるようにして謎に迫っていく。『セブン』の時も思ったけど、この監督はどよーんとした不吉な空気感を作るのが巧い。昨年の『ソーシャル・ネットワーク』の評価も高かったし、今、一番ノリノリの監督かも。

ピーター・イエーツ『マフィーの戦い』1972年1月,DVD
ピーター・オトゥール(←アラビアのロレンスの人)あっての映画。彼の美しいグリーンの瞳がどんどん狂気じみていく様子は、見ちゃいけないものを見てしまった感じ。娯楽作としてのおもしろさもあるけど、オトゥールの狂った瞳が戦争の虚しさをどどどどーっと感じさせる。

馬場康夫『私をスキーに連れてって』1987年日本,DVD
スキー板、ウェア、車、小道具…細部にいたるまでバブルの流行全開。仕事にも、遊びにも、恋にも前向きな若者たち、トレンディドラマラブストーリー。この時代の流行を知らないと楽しめないだろうなぁ。その意味で40代~50代が懐かしむ映画かな。今の若者にはウケないだろうなぁ。

タミアーノ・ダミアーニ『群盗荒野を裂く』1968年イタリア,DVD
隠れ名作。マカロニウェスタンと言われているけど違うなぁ。ラストまではお調子者のメキシコ人山賊チュンチョと、クールなアメリカ人、対照的な二人の友情、仲間の結束や裏切り、派手な銃撃戦…。マカロニの基本法則に乗っかってるんだけど、ラストの一発の銃弾が重い。決して互いに裏切らなかった二人の鮮烈な対比が、複雑な気持ちを沸き立たせる。チュンチョの最後のセリフが印象的。