Home > 6月, 2010

京はやしや 抹茶わらびもち

100612machawarabi.jpg徹夜でやった仕事が上手くいかず、ヘロヘロ。仕事の後、ボスに呑みに誘われ、断れず。見に行こうと思っていた、レイトショーの映画テオ・アンゲロプロスの傑作『霧の中の風景』(最終日)をあきらめる。ボスは、知的で話題も豊富、いつも楽しいけれど、上映機会がほとんどない作品だけに、すんごく残念。
何だか、もやもやっーーとした気持ちで、新宿駅にたどり着いたのだが、もう22時近いのに、ルミネがまだ開いていた。自分をなぐめるため、明日の「おめざ」として、大好きなわらび餅を買って帰ることにする。

京はやしや 抹茶わらびもち
1箱10個入り 945円

京都に本店がある老舗茶屋「林屋」のわらび餅。コンビニなどのお手頃わらび餅は、大抵、わらび餅粉にタピオカとか他のデンプンを混ぜているが、このわらびもちは、わらび餅粉のみ。口当たりがとても柔らかく、なめらか、ぷるんっぷるんっしている。抹茶は宇治の「千代の白」を使っているとのこと。抹茶味が濃く、緑も鮮やか。抹茶きなこと黒蜜が付いている。抹茶きな粉も、きな粉の味・風味はあまりなく、ほぼ抹茶。ど素人の私でも、良い抹茶を使ってるんだろうなぁと想像がつく。私は、抹茶きな粉だけで食べる。ほんのり甘いわらび餅に、この抹茶きな粉のほろ苦さがとても合う。黒蜜をかけても美味しいけれど、私はない方が、繊細で、抹茶味がじっくーりと堪能できて好き。

京都以外に、東京・横浜に数店舗。私はいつも新宿ルミネ1の地下で購入。東京駅エキナカGransta(2時間ぐらい持ち歩きできる保冷剤をつけてくれるので、帰省お土産にオススメ)、六本木ミッドタウン店、青山店、H王子市そごうなど。楽天にもshop京はやしやがあり、ネットでも購入可。日持ちはしない。

今朝、この抹茶わらび餅だけを楽しみに、起きた。朝ご飯を食べた後、お茶を入れて、ゆっくり味わう。旦那がいないから、ひとりじめー。美味しいなぁ~幸せだなぁ~。昨日のもやもやーっが晴れていく。こういう時、単純な人間で良かったわぁと思う。悔しさ忘れて、また、いい加減な仕事しちゃんだけどさ(^◇^;)。。。
10個なんて、ひとりでペロッと食べられちゃうのだが、5個にしておこう。あとは午後のおやつタイムだな。ふふふ。

「孔雀」とカーテンの悪夢

100608kujaku.jpg♪ おんなは、うみぃぃ~
つい、口ずさんでしまうわ(笑)。

「孔雀」 
紙 小150、大240
前川淳 『本格折り紙』116-123ページより

「悪魔」の次に折ってみたくなったのが、この「孔雀」。テーマはミウラ折り。ミウラ折りと言えば、地図の折り方。縦に山・谷と平行に折り畳み、次に横長になったものを、やや斜めに角度をつけて山・谷と折っていく。紙の対角をひっぱると、ぱっと広げることができ、逆に対角を寄せると、ぱっと小さく畳むことができる。この羽の折り方も似た性質を持つが、私が知っていた地図のミウラ折りとはちょっと違う。こんな美しさもないし。

ミウラ折りは、同じ折り方をひたすら繰り返していく単純作業。コツさえつかめば、簡単だ。折ってる途中でカドが多少ずれても、できあがりは圧巻で、美しいのも、うれしい。
むしろ、悩んだのは、胴体の方。沈め折り(大)と、羽のロック。本では、記号で折り方を表示しているが、分かりにくい。沈め折りで、紙を破き、最初からやりなおし。そして、苦労して羽のミウラ折りを完成させ、ほっとしたところで、羽のロックをグダグダと試行錯誤しているうちに紙を破り、また最初からやり直し(涙)。
このやり直しが、孔雀の場合、簡単じゃないのである。孔雀(大)は、最初に、紙を縦、横、斜めに24分割する格子状の折り目をつけなければならならない。これをやっておかないと、ミウラ折りが綺麗にできないのだ。この作業だけで、1時間はかかってしまう。失敗すると、ここからやり直しするハメになる。延々とミウラ折りをした後で、紙を破っちゃった時には、うきぃっーー!

そんなこんなで「孔雀」折りに疲れ果てていた頃、夢を見た。私は、カーテン屋でカーテンを見ているのであるが、緑色のカーテンに囲まれているのである。それが、つづら折りのように、幾重にもぶら下がっている。カーテンをめくっても、めくっても、延々と緑のカーテンが行く手を阻む。出口が分からなくなって、うきぃっー!っとしたところで目が覚めた。。。もう呪われているとしか思えん。

悪夢にうなされながら、孔雀がなんとか完成。これは見栄えがするなぁ。私にしては綺麗に折れたし、苦労しただけに、完成のよろこびもでかい。\(^O^)/ うき~。

「悪魔」を飼いならしてみたい。

前回の「川崎ローズ」で、すっかり折り紙にはまり、とうとう新しいカテゴリをつくってしまった。折り紙見習い職人shimiが熟練職人を目指して、鍛錬の足跡をつづっていくページ>「折り紙見習い職人」。

100608akuma.jpgぜんぜん関係ないけど、写真を見ながら、この形、どこかで見たなーと。うーん。
そうだ!三尊像だー!\(–;)。

左脇侍「ドラゴン」(紙150) 中央「悪魔」(240) 右脇侍「三ツ首の鶴」(150)

なーんちゃって。

先輩の熟練職人(妹の旦那さん)に「川崎ローズ」を見てもらい、かろうじて合格点をもらう。そして次なる課題が出された。折り紙界では「川崎ローズ」と並んで伝説となっている前川淳による「悪魔」。
さっそく、前川淳「本格折り紙-入門から上級まで」(日貿出版社)を購入。悪魔は上級編の最後に掲載されている。折れ曲がった角、とがった耳、うねった舌、5本指!、尻尾は三角。。。悪魔の特徴が精密に表現されている。折り図を見ても、いきなり悪魔を折る自信はなかったので、とりあえず、中級編で「三ツ首の鶴」、「ドラゴン」などで練習を積み、いよいよ「悪魔」へ挑戦。

テクニックは中級編、「ドラゴン」、「トリケラトプス」と似ており、これをマスターしていれば、それほど難しくない。時間はかかったが、「川崎ローズ」のように、折り方が分からなくて、先へ進めないということがなかった。
難しさは、別のところにあった。悪魔は、菱形のパターンを何層にも重ねて複雑な表情を出している。そのため、一つは、紙の厚みがどんどん増していき、その分、重なるはずのカドや、パターンがズレていってしまうこと。最初は、コンマ数ミリのズレが、パターンが重なり始めると、1ミリ、3ミリ、最終的には5ミリと、どんどんズレ幅が大きくなり、形が崩れていく。
二つめは、パターンを1枚めくっては耳をつくり、2枚めくって羽と尻尾をつくり、反対側にめくっては手をつくり…と、進んでいくので、折り直ししたり、間違ったり、ごちゃごちゃいじると、紙がヨレヨレで破れそうになってくるわ、カドは穴が開き、白くモサモサしてくるわ、きたないだけでなく、最後の方は、とても折りにくい状態になってしまう。キレイに仕上げるなら、折り直し厳禁。一発でキメる。
深夜、3時間ぐらい格闘して、やっと悪魔1号が完成。しかし、できたてなのに、ヘロヘロにくたびれた悪魔だった(涙)。2号はピシッとしていたが、パターンがズレて、最終的には中心が右より、いくら直しても、右向き・右肩あがりの悪魔になってしまった。そして、ようやく、一番まともな3号が完成。3号でも2時間弱。まだ不満はあるが、もう作る気力が残っていない。ぜーぜーはーはー。

紙は240ミリを使用。これでも、手などの細かい部分は、折るのが結構厳しい。熟練職人の先輩は、これを150ミリで折っている。熟練職人への道はまだ遠い。。。